数値演算プロセッサを導入したくて、i487SXを探していたけど、ついODP見つけちゃったので、購入しました。
じゃーん。
これ(↓)がODP! Over Drive Processor! 直訳すると”回り過ぎ”?
ODPはIntelが公式に販売していたCPUのパワーアップ用プロセッサですね。
追加または交換するだけでCPU性能が向上するのです。
PC-9801FAはCPUが半田付けされているので、浮動小数点演算プロセッサ(i487SX/実質i486DXらしい)用のソケットに装着します。169ピンなので、486DX(168ピン)と置き換えることはできないみたいです。
20MHzのクロック×2倍なので、40MHz駆動だけど、PC-9801FAは16MHzクロックなので、32MHzになるようです。PC-9801BXならちゃんと40MHzになるらしい。
型番 | ODP486SX-20 |
クロック | 40MHz |
ベースクロック | 20MHz |
倍率 | x2 |
バス幅 | 32bit |
浮動小数点演算ユニット | 有り |
CPUID | 0433h |
形状 | 169ピン PGA |
サイズ | 4.45cm×4.45cm |
電圧 | +5V |
動作温度 | 0℃~95℃ |
前面カバーを外し、メモリ増設スロットを開けます。メモリ基板を取り外すと、黒いコプロセッサー用ソケットが見えてきます。
ロックレバーを跳ね上げ、OverDriveを取り付けます。取り付け方向は、OVERDRIVEの文字が読める方向です。取り付け後、ロックレバーを下げて、固定します。
これだけ・・・・ヒートシンクとか、クーラーは要らないのかと思って、実例を探したけど、ほとんどないんだよね。使えるってことは一杯出てくるのになぁ。
さて、実際どれくらい早くなったのか・・・・比較してみました。
起動が3秒くらい早くなったかな。
体感でも、メモリーチェックカウントだけがちょっと早くなった気がします。
CPUチェックは変わらないのね・・・。(CPU名もクロックも486SXのまま)
というわけで、少し早くなりましたが、正直、PC-9801に速度を求めてないので、高速化はこれだけで終了です。
次は光学ドライブの増設を考えてます♪
お楽しみに^^