• 徒然なるままに・・・

発端

BDZ-RX30とX90で使っているBlu-rayドライブが不調になったので、交換しようと思いました。

症状

BDZ-X90は、Blu-rayの再生可、書き込み用メディアは認識しない。
BDZ-RX30は、Blu-ray再生/書き込みNGでした。

ドライブ

まずは、ドライブの入手。

BDZ-X90で使用しているドライブは、BRD-100という型番の物、BDZ-RX30で使用しているドライブは、BRD-300という型番の物だそうです。

ヤフオクとメルカリを漁ってみましたが、さすがに古いドライブなので「ジャンク」とか「BDは読めないです」とかいうのばかりでした。
動作保証が付くと1万円近くになってて、さすがにそれはなーって思いました。
BRD-100に至っては、そもそもの数が少なくて・・・
というわけで、メルカリで、外すまでは動作していたというBRD-300を購入してみました。

BRDー300を見てみよう

BDR-300の外観を見てみましょう。

背面には、コネクターがあります。

一番右のコネクターは電源コネクターです。
ここは、(JST) PHコネクター 4極 ベース付ポスト 表面実装タイプ が使用されていました。
ピン番号は左から1,2,3,4pinです。

ピン割当ては以下の通りでした。ペリフェラル電源コネクターと同じですね。

  1. +5V
  2. GND
  3. GND
  4. +12V

信号線はシリアルATAです。

普通の7ピンのSATAコネクターですので、代用ができます。
ピン割当ては、右から1,2・・・6,7Pinです。普通のSATAなので、これは特に気にしなくても良いかと思います。

PCに接続してみよう

コネクターが分かれば、試しにPCに接続してみることもできます。
このままではPCの電源が使えないので、電源の変換コネクターを作成します。

千石電商で、下記のパーツを購入しました。

66A8-4GEW ペリフェラル電源コネクタ 4P(オスコンタクト[2000-00T]用) 2001-04
36B8-5GEA ペリフェラル電源コネクタ オスコンタクト(対応コネクタ:2001-04) 2000-00T
EEHD-0BPL JST型(PHR)4P PHコネクタ付きケーブル JST4PH10

まず、PHコネクタ付ケーブル4本にオスコンタクトをカシメます。
その後、PHコネクタ付ケーブルの青をペリフェラル電源の1ピン、赤を2ピン、黒を3ピン、黄色を4ピンに挿入すればOKです。

必ず、テスターで導通を確かめておいてください。特に12Vと5Vを間違えると、BRD-300が死にます^^(ボクは逆接続して1台壊しましたT_T)

PCとの接続は普通のシリアルATAですので、マザーボードに直接でも構いませんが、ボクはUSB接続用ケーブルを使用しました。

Groovy UD-505SA

難点はUSB2.0接続なので、遅いですが、電源と信号線が分離されているので、今回の用途には最適です。安いので新品で買っちゃいましょう。Windows11Homeでも特に問題なく使用できます。

UD-505SAは、最初はSATA用電源コネクタが接続されています。SATA電源コネクタ部分を外すと、普通にペリフェラル電源になりますので、それを変換コネクタに接続します。

BRD-300に接続する前に、電圧の確認をしておきましょう。電源SWを入れて、GNDと+12V、+5Vで計ってみます。正しい電圧になっていれば良いでしょう。また、ピン誤りが無いことを確認しておきましょう。
間違いがなければ、電源SWを切って、BRD-300の電源コネクタに接続します。

続いて、BRD-300のSATAコネクターにUD-505SAのシリアルATAコネクタを接続します。
接続後、電源SWを入れてから、USBコネクタを接続すると、PCが認識するはずです。デバイスマネージャーで接続されたことを確認しましょう。

エクスプローラーでドライブが見えていると思いますので、右クリックして取り出しを選択すれば、トレイが開きます。DVDかBDのディスクを入れてみてください。BDは読めなくてもDVDは読めるという症状は多いみたいです。DVDとBDは、ピックアップレンズが別だからのようです。

というわけで、今回はここまで。
次回は交換作業をしてみます。


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